前回は、土の中で活躍している菌ちゃんたちが、野菜に栄養を届けてくれている仕組みについてお話ししました。
でも実は、野菜たちは“もらっているだけ”の存在ではありません。
菌ちゃんから栄養を受け取ってぐんぐん育ち、葉っぱを広げて光合成を始めると、そこで作った栄養(炭水化物)を、今度は土の中の菌ちゃんたちに分けてあげていることが分かっています。
土の中では、まるで手をつなぐように菌糸が伸び、野菜の根とつながり、栄養が行き交っています。
「ありがとう」
「どういたしまして」
そんな声が聞こえてきそうな関係です。
菌ちゃん農法とは、
どちらかが一方的に支えるのではなく、
“もらう”
そして“与える”
その循環の中で野菜を育てていく農法。
見えない土の中では、今日も小さなパートナーたちが協力し合いながら、いのちをつないでいます。


